シヴァナンダヨガTTCを卒業してからはじまる、新たな修行

みなさん、こんにちは。サーシャヨガのsanaeです。

ただいま、2015年に卒業したシヴァナンダヨガのティーチャートレーニング(TTC)の記録や感じたことなどをブログに綴っています!

引き続きよければ、お付き合いください。

でも、今回はちょっとイレギュラー。

TTC卒業後に、こんな感じでヨガを学んでおりますというリアルなレポート付きです。

 

sivananda yoga TTCの巻!

(前回)

〜シヴァナンダヨガTTCに参加する前のわたし〜

〜シヴァナンダヨガのティーチャートレーニングに参加を決めた理由〜

 

今回は

〜シヴァナンダヨガTTCを卒業してからはじまる、新たな修行〜

です。

もくじ

 TTCを卒業してもみんな先生になるわけではない!

2015年、タイTTC日本人チーム!

「シヴァナンダヨガを卒業して、みんなどうしてるの!?」というところ、あると思います。

行く前は、ティーチャートレーニングというくらいだから、みんな先生になりたくて来るんだろうなと思っていました。

小学生の頃に来ていた教育実習生は「将来、先生になりたい人ばかりなんだろうな」と思っていた感じです。

(「え、先生にならないよ。化粧品会社に勤めるの。」と言っていた実習生には衝撃を受けたけど、大学を卒業した今ならわかる。笑)

ティーチャートレーニングという名がついていても、卒業してみんなが先生になるというわけではないです。

先生になるのが目的ではなく、自分自身のヨガの学びのためだったり、ヨガ的な生活でみっちり過ごすためにTTCに参加される方もたくさんいます。

「ヨガの道に進みたい、だからヨガの先生になる」という狭い選択肢だけではない。

これはTTC後に腑に落ちたのですが、わたしにとっては、気づかされたことのひとつでした。

TTCを卒業してからがはじまり

シヴァナンダヨガTTC、お馴染みセット。黄色は学びのカラーです。

さてさて、先生になるならないに関係なく、TTCを卒業した後、どうやって学びを深めていくかは人それぞれです。ここが一番肝心。

TTCを卒業することがはじまり、といっても過言ではないくらい。

 

通訳の紀子さんも言っていたけれど、

「シヴァナンダヨガのTTCは『ヨガの種類ってこんなにあるよ!』って提示してくれる。そこから、自分にとってぴったりのツールを使って、少しずつ深めていける」

ということ。まさにそうだなと思います。

学んだからこそ生まれる、迷いと実践

1ヶ月間、規律にのっとりヨガ的な暮らしを学びながら、毎日シャワーのように浴び続けたヨガ哲学。

そうして潤いたっぷり、ツルツルで帰国してきた!はずなのに。。

うーん、たくさん提示してくれたはいいものの、毎日を過ごすなかで見えてくる迷い。執着。

そうやってなにを深めていけばいいのかわからなくなることも多々。。

 

わたしの場合は、キールタンやマントラをつかったバクティヨーガに関心が向いたので、少しずつやってみることに。

ハルモニゥムを買ってキールタンやチャンティングの練習をしたり、マントラの発音を教わって練習することを組み込んだり。

かといって、バクティヨーガだけを実践しているわけでもなく、

ヨガのアーサナも、シヴァナンダヨガ以外のレッスンやTTCに参加して学びました。ヨガ哲学や聖典のお勉強も少しずつ。

ヨガという枠組みをとっぱらって、気になるものには積極的に参加しました。

身体のこと、音のこと、エネルギーのこと、食のことなど。

でも結局は、全体としてヨガの学びとして深まっていく感覚があります。

 

『一つのことが他の道を助けてくれる。あらゆることを少しずつ。』

『ヤマ、ニヤマと呼ばれる、心の持ち方を完全に成し遂げてアーサナ、プラーナーヤーマに進むということでは、結局は瞑想はできなくなる。』

出典:シヴァーナンダ・ヨーガ―愛と奉仕に生きた聖者の教え

そしてちょっとずつ、ちょっとずつ暮らしのなかにヨガが散りばめられてくるようになってきたように思います。もちろん、まだまだ向き合いたいことも多いですが。

シヴァナンダ先生、なんでもわたしたちのことはお見通しだ!

と感心しっぱなし。。

 

アシュラムで過ごした1ヶ月間の日々で感じていた神聖さも、

日常の雑多ななかに戻ればまたすぐに忘れてしまうもので…

エゴやらなんやからんやらは、いつでも隣り合わせ。日々、あれこれと提示してくるマインド。

ひょっこりと出て来るタイミングをいつでも待っています。

 

そんなとき、仲間の存在、先生の存在はとても、とても大きい!

とってもナイスなタイミングで、インドから来られた先生&通訳でお世話になっていた先生とお逢いすることができました。

あらためて、このことを体感することに。

インドから先生が来られて過ごした格別な1日

インドのアシュラムよりサンディップ先生来日!

マントラを唱えた瞬間から、ガラリとアシュラム(ヨガの修練場)に早変わり。

シヴァナンダヨガクラスではプラーナヤーマも太陽礼拝も、延々と続いていき、集中力たっぷり、プラーナたっぷりのクラスでした。

サンディップ先生が感心していた、頭立ちの林のような光景!インドでもなかなかないとのこと。

すごく地味だけどキツイのよ。手の力で体浮かせています。

みんなにっこり。ぐっと集中し、笑顔もたくさん、愛にあふれたクラスでした。

はぁ、楽しかった。

アーサナ中、童心にかえってく感覚、忘れられません。

岡山のシヴァナンダヨガのクラスをここまで引き上げてまとめあげてくれているのも、なおや先生のおかげです!!

サンディップ先生&なおや先生。誠実でユーモアたっぷりのおふたり!

子供の時からインドのシヴァナンダヨガのアシュラムで生活しているサンディップ先生。タイのTTCでもお世話になった、大好きな先生です。

2年前のタイTTCでの写真!最終日のお別れの日だったなー

静岡の焼津で、たくさんのヨガの生徒さんに学びを与え続け、シヴァナンダヨガ TTCの日本語通訳スタッフとして全力でサポートしてくれる紀子さん。

シヴァナンダヨガTTCを卒業して、同じ思いを共有できる仲間たち。

一緒に過ごせた1日は、格別でした。

紀子さんからたくさんの学びとパワーをいただきました!

ヨガの道を歩むうえでは仲間が大事

日常の雑多ななかで眠ってしまう神聖さ。

ヨガではわたしたちは幸せそのものであると教えてくれるけど、

そのことを忘れて、ついつい硬くなってしまう。独りよがりになってしまう。

 

あれこれと手段を変え、幸せを外に求めてしまうけど、

本当はもうたっぷりと与えてもらっているんだ。

そのことを先生や仲間を通して、思い出す。

そして、やっぱりヨガやっていこうって改めて思う。

 

ヨガをお伝えする機会もすでにいただいいるけれど、

先生達からわたしが与えてもらっている光を本当の意味での学びに変えていくためにも、自分の練習は欠かすことができませんね。

 

TTCを卒業して、どうやってヨガを深めていこうかと迷ったとき

サポートしてくれるのは

こうして叡智をつないでくれる先生や

同じ気持ちで寄り添って一緒にまたやっていこうと言い合える仲間の存在です。

 

忘れたらまた思い出せばいいんですね。

こうして、改めてシヴァナンダヨガと向き合うタイミングのなかで

みなさんとまた出会えたことで、また精進していこうという思いです。

何度も、何度もヨガと向き合う機会をいただき、心からありがとうございます!!!

 

シヴァナンダヨガTTCを卒業して、まだまだ2年。

こんな感じで、ヨガを勉強しておりますというリアルなレポートでした。

 

つづく