ひょんなことから、兵庫県にある 有馬温泉に呼んでもらいました。
行くことが決まったのは、4日前。
『呼ばれる』というのは聞いてはいたけど、こういうこともあるんだねぇ、と
夫婦共々不思議な感じです。
有馬温泉は日本最古の温泉のひとつらしく、
温泉神社があったり、街のいたるところに泉源がみられました。
温泉が湧くなんて、よくよく考えてみればものすごいエネルギー。
それを近くで見ることができて、うわぁ、、と心臓がどきどきしました。
長年、あついあつい泉源の管理をされている、
70代近くの方にもお話をきくことができました。
ちょうど紅葉も見頃ななか、なれない下駄を履いて、
長い参道をのぼり、夜の神社にお参りにも行けました。
時のながれがゆったりした、古い文化の残る宿。
こんな素敵な場所にわたしたち夫婦を呼んでくださったのは、
友人夫婦のきっちゃんと航くんでした。
きっちゃんと出逢ったのは、2年半前にライブで訪れた、千葉県にあるブラウンズフィールド。
きっちゃんはそこで暮らしながら働くスタッフでした。
1度逢ったきりでしばらく逢っていなかったけれど、
久しぶりの再会が続いたなぁとおもったら、なんと一緒に有馬温泉で過ごしている。
不思議なことです。
旅でみた美しい瞬間のひとつひとつを、
琴平での暮らしのなかで反芻しながら、
次に再会できる日を楽しみにして過ごそうとおもいます。
『泉源』って、
「泉の湧き出るもと。転じて、物事のはじまり。みなもと。根源。」
なんだって。
そこに神さまをみていた古代のひとの感性に触れられて、行けてよかったなぁとおもいました。
泉の湧き出る源さん、ありがとう。
きっちゃんとの素敵なご縁の巡りに、ありがとう。