” 雨の日には雨の音階を。満月の夜には満月の音階を。”
そんな世界観に憧れてはじめた、インド古典音楽Raga (ラーガ)の学び。
6月を終えて、ちょうど2ヶ月が経ちました。
『演奏する時間帯や季節に合わせて、
演奏につかわれる音階や旋律が決まっている』
『そのルールを使って音を奏でることで、
まるで絵を描くように、目に見えない宇宙樹が立ち上がる』
こんなふうにバーンスリー奏者・キールタン奏者の gumiさんからインド古典音楽のことを教えてもらうのだけど、この世界観にときめきがとまらないのです。
それは、いつもどんなときでも寄り添ってくれる音楽があるということ。
鳴り響いている音があるということ。
“わたしは普段、どれだけのことを感じられているんだろう。
そして、もっともっと、感じて深めていけるはず。”
そんなことを想いながら、
インド古典音楽の学びは、わたしにとってなんだか大事なことを忘れないための、そしてよろこびを表現するための大切な学びなんだろうなと、
いま育んでいるところです。
それを知識ではなくて、体感するためのワークショップなんだから。
めちゃくちゃ貴重だし、ほんとにありがたいです。
わたしが 初めてインド古典音楽の演奏と出会ったのは、2017年1月。
『音楽にこんな世界があるんだ、、!』と知ったときの衝撃といったらもう。
(サーランギ奏者:オカダケンシンさん、タブラ奏者:Jata Dhariさんの演奏でした)
初めて出会った未知の演奏にも関わらず、つくりあげられた世界観が最高に心地よかった。聴いたあとの余韻が、ずっと身体中に残る感覚。多幸感。
音が身体のなかをうねっていたというのかな。
それは、これまでわたしが知っていた「音楽」という概念と、
「まったく違う音楽」と出会った気持ちでした。
それ以来、『インド古典音楽のことをずっと知りたい』と心のなかで密かに思っていて、念願叶ってはじまった ラーガの学び。
学び初めて2ヶ月なんて、まだまだ入り口にようやく立ったばかりのわたしだけど、
雨のラーガ Raga Megh を学んだ6月の最後に、”いまのわたし”を残したくて、
試験で提出した課題曲に、ひとりでラーガの音階で声を重ねて録ってみました。
音に残そうとおもったきっかけは、インド古典音楽を学んでいるピアニストの理咲子ちゃんの演奏を、朝のワークのときにzoomの配信で聴いたこと。
低音、高音、どちらも重なるように鳴り響く立体感のある世界観がとっても美しくて、理咲子ちゃんのオリジナリティに溢れていて、すごく素敵だなぁと感じました。
そこからインスピレーションを得て、
『もしみんなが揃って、ラーガの音階でコーラスみたいにハモって歌えたらこんな感じなのかな?』
と、想像しながら、わたしもひとり、声を重ねてつくりました。
自分が歌った歌を初めて編集して形にしたので、至らないことも多いけれど、もしよかったら聴いてもらえたら嬉しいです。
歌った曲|雨季のラーガ 課題曲『Ya Devi』
楽器|声・ハルモニウム
ラーガの学びが毎日続けられているのは、gumiさんをはじめ、サポートしてくれているともちゃん、一緒にオンラインで学びの時間を過ごしてくれている仲間のおかげです。
これからも音の旅をたのしく深く、わたしなりの表現でよろこびとともに続けてゆけますように。
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毎朝の身体と呼吸と声のワークも、ラーガのWSもとっても瞑想的で美しくて楽しいので、ぜひ興味あるひとがいたら、一緒に歌いましょう!
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* 毎朝の身体と呼吸と声のワーク→
https://www.gumi-bansuri.com/goodmorning
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* ラーガクラス by gumi / bansuri
https://www.gumi-bansuri.com
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