サントーシマ先生のムーンサイクルヨガを学んで1年後に思うこと。

食べ物を消化するのに時間のかかるカファ体質のわたしは、

出来事や学びについてかける消化の時間もどうやらそういう傾向にあるらしい、とふと思った今朝。

アーサナひとつとっても、わたしが練習する種類が変わってきました。

 

昨年、サントーシマ先生から、アーユルヴェーダのことや女性のためのヨガを体系的に学ぶことのできた、ムーンサイクルヨガ。

 

サントーシマ先生は、アーユルヴェーダについての豊富な知識や経験に基づいて教えてくれるだけではなく、

「ひとりひとり違う体質のように、それぞれがユニークな個性を持っていること」

「天気のようにコロコロ変わり、揺らぎやすい女性のカラダや心についてそれをコントロールしようとするのではなく、ヨガやアーユルヴェーダの叡智を活かすことで不確定のなかでも安定したいという、『人間の小さな試み』である」

というようなエッセンスを惜しみなく与えてくれました。

 

器の大きさ、女性としての美しさなど、そのものを表しているサントーシマ先生の存在。いまもなお、惹かれます。

 

最初に学んだときは、先生のもつ包み込んでくれるあたたかさや、

まさにそう言ってほしかったの〜。。という言葉をたくさんもらって、私自身と向き合うきっかけをもらい、自分にとってもターニングポイントだと感じていました。

 

同時に、いまのわたしでは、まだまだ足りない、あれも学びたいという思いもたくさん湧いてきました。

 

最初にムーンサイクルヨガを学んで1年以上が経ち

そのあいだに、チャクラのこと、声のこと、音のこと、アーユルヴェーダのことなど

気になることは「まずは自分が体験してみる」というスタンスで学びの機会に恵まれました。

 

その時その時の学びは、知識でつめこむような部分も多く、点でしかないけれど

少しずつ経験が増え、時間がかかりながらだんだん消化することで

最初に味わった学びが、『あ、もしかしてそういうことなのかも』というように染み込んでくる瞬間があるのだと感じています。

ヨガのことが知りたくて、自分のことが知りたくて

たくさんの先生や出逢う人や出来事のタイミングから言葉や知識、叡智をもらっていたんだなということに改めて気付かされます。

 

学びの専門的なことを特には意識していなくても、わたしのことをちゃんと支えてくれていたんだということにも、ようやく気がつけます。

 

もしかしたら知識そのものではなく、

それらをツールとして伝えてくれる・表現してくれる在り方に惹かれているのかもしれない。

だからな、、わたしが惹かれる女性というのは、限りなくいます。。(笑)

出逢うたびに「自分に足りない」と思ってしまうのも、それだろうな。。

 

『どうしても、すぐに結果が欲しい』と求めてしまうのは、

わたしのもともとの気質であるうえ、これまでの一般的な社会の教育や時代の流れによって、なかなか拭うことはできない。

だけど、そのことに自分が気づくことはできました。

 

きっと気づいてはまた忘れて、の繰り返しだけど、

「気づきを繰り返すと変化になる」というこれまた与えてもらったわたしの好きな言葉を信じてみたいとおもいます。

 

そのときに感じていることや出来ることは変わっていくし
これまでの学びを活かすことをしたいなぁともおもったので、

「いまのわたしにできること」を、もう少しぐっと握ってやっていかねばなぁと

気を引きしめるのでした。