『マントラを伝えること』で気づいた 大切なこと。

古くから口伝で大切に繋がれてきた、変わらない祈りの音

『ヴェーディックチャンティング』。

 

一音一音の響きが美しくて、音にすることが、ただただ嬉しくて。

唱えていると、魂から「うれしい!」がはみ出してにやにやしてしまったり、涙がにじんだりする。

そんなふうに 魂がキラキラぴかぴかするための時間が、

ヴェーディックチャンティングを唱えているとき、わたしのなかに流れている。

 

わたしにとって、2021年は マントラを届けはじめた一年目。

今日はその記録と、伝えることで気づいた大切なこと を書き残したいとおもいます。

 

新月前夜に星がはこんできてくれたローズクォーツの石

 

もくじ

『 マントラを届けたい 』と思うようになったきっかけ

 

2017年春にはじめて出逢った、ヴェーディックチャンティング。

これまで、先生から直接音を受けとり、唱え、暮らしのなかで深めることをしていたけれど、

2020年の終わりからは、『マントラの音を伝えること』をさせていただく機会をいただきました。

 

オンラインで継続している『毎朝の身体と呼吸と声のワーク』をきっかけに声をかけてもらって、はじめることができました

 

以前にも、マントラを学ぶ仲間の 彩歌ちゃんと一緒に、

mahuaとして お伝えさせていただく機会 を何度かつくっていたのだけど、わたしひとりで開催させていただくことになったのは、2020年の12月から。

 

『 わたし という楽器から、わたし の音がまっすぐ鳴る よろこび 』

を マントラをとおして分かちあいたいとおもって、

12月にオンラインでのWSを開催させていただきました。

 

そのとき参加してくださった方から、

思ってもいなかった素敵な反応やことばをいただいたり、

「マントラの学びを続けていきたい」と声をもらえたことが嬉しくて。

 

△『マントラWSに届いた感想 / 2020冬〜2021春』 の記事はこちら

 

” もし開催を続けてみたら、

この先どんな変化がみんなやわたしのなかにうまれるのかなぁ ” と楽しみになって、

わたしのなかに『 継続するカタチで届けたい 』という想いが芽生えました。

 

わたし自身、マントラの学びを深めたいとおもうなかで、

どうやって歩みをすすめていくか。

 

感じてみてみえてきたテーマは、

『 伝えて深める。伝えた先も、一緒に楽しむ 』でした。

 

そうして 2021年4月 春から始まったのが、

『 マントラと歩む内なる音の旅 』とタイトルをつけてお伝えする 音の旅。

 

一年かけて自分自身の変化を味わいながら、

季節ごとに4つのマントラを学ぶ 年間スケジュールを 柱としてつくったものです。

 

この写真は、瀬戸内海でみた日の出。主催させてもらった『五感リトリート』でみれたこの景色は、ずっと心に残っている。

 

わたしも、先生からマントラを学びはじめた一年目は、

ひとつのマントラを約4ヵ月かけて学ぶ『シリーズクラス』に参加して学んでいました。

 

定期的に学ぶ機会があることで、だんだんと音が聴けるようになって、

音が唱え分けられるようになってきて。

そして、先生や ともに学ぶ仲間たちとの関係性が育まれていくのを感じていました。

 

『マントラを唱えることが好きだ』というわたしの気持ちも、

どんどんたしかになっていきました。

 

マントラをやっているときのわたしってこんな感じです、と知ってもらうきっかけになればとおもって書いた記事。

 

継続して学ぶことの大切さは、身をもって体験していたこと。

なのでわたしも、学びの機会を継続できるカタチでご用意できたらいいなぁとおもいました。

 

『継続してお伝えすること』は初めてだったので、

わたしのなかで柱をたてて伝えることにも初めて挑戦して、音の旅がはじまりました。

 

伝えはじめて、立ち止まることで見えたもの

 

年間スケジュールをたてたとき、進め方について先生がアドバイスしてくれたことは、

旅の流れに合わせて、内容が変更される場合もあることを、ちゃんと認識しておくことでした。

 

柱はたてる。

けれど、やってみての変更は、十分に起こりうること。

 

先生の経験から伝えてもらえることはとてもありがたくて。

実際、夏シリーズの開催はわたし自身の学びのペースにあわせて、おやすみすることになりました。

 

その期間にわたしが向き合っていたことは、

『 伝えること・学ぶこと・表現すること 』のバランス。

 

伝えようとしていることの、出どころはどこなのか。

ちゃんと源と繋がっているのか。

この夏は、あらためてそのことを見つめ直す期間になりました。

 

暮らしの変化と向き合うことも、同時にはじまっていきました。

 

3年越しに、夏から秋にかけて、先生とのプライベートセッションで向き合っていたマントラ『『Gurvaṣṭakam』。このマントラの祈りに導いてもらいました

 

夏のシリーズクラスをおやすみにして、一度、立ち止まること。

心の声を、よくよく聴くこと。

 

そこで向き合った魂の声をきっかけに、

わたし自身、先生との学びや関係性が深まる体験もさせていただいたし、

魂の声と繋がる機会をもらえたとおもっています。

 

いまおもえば、『ほんとうのわたしを生きる』とおもうようになった

舵取りのきっかけだったのかなと。

 

『 マントラと歩む内なる音の旅 』で最初に掲げていたスケジュールからは変更になったけれど、それでも待ってくださるみんながいてくれたおかげで、

秋からはシリーズクラス【 Mantrapuṣpam 】を再開することができました。

 

「全文唱えてみたいです!」とリクエストしてもらえて、秋シリーズの内なる音の旅はおわらず、春ごろまでの継続クラスになりました。ありがとう。

 

『 音によく耳を澄ませる。

わたしの音をまっすぐに鳴らす。

互いの声を聴きあう。

感じたことをシェアして、寄り添う。』

 

そこでの学びの輪が安心感のなかで育まれていることに、

心から感謝をしています。

一緒にこの時間をつくってくださって、ほんとうにありがとう。

マントラがだいすきなわたしでいること

 

” マントラクラスの開催を続けてみたら、

この先どんな変化がみんなやわたしのなかにうまれるのかな ” と楽しみになったこと。

マントラを好きになってもらえたことが嬉しかったこと。

 

それを届けたくて、カタチにするために 最初に立てた1年間の柱。

予定どおりにはいかなかったけれど、それも含めての学びをいただき、

わたし自身がこの柱に支えてもらって、春と秋のシリーズクラスを無事に開催することができました。

 

そして、いま準備している 次回の冬シリーズ【 Gāyatrī-mantraḥ 】の開催にも、

辿りつくことができそうです。

(当初は 冬シリーズは 1月・2月の開催を予定していましたが、2月はじまりの4月終わり頃を目安に、現在準備をすすめています。)

 

『内なる光を信じて』をテーマに、

「ほんとうのわたしを生きること」に目覚めるシリーズクラスになりますように。

 

マントラを伝えるようになって感じた、大切なこと。

それは、

『 わたし自身がマントラとともに歩んで、

だいすきなままでいること 』でした。

 

 

どんな気づきや変化が起こっても。

そこでおこる変化を受け入れて、音に真摯に向き合うこと。

それは、わたしの魂の声を聴くこと。

 

音を愛すること。

それは、わたしの世界を愛すること。

受けとってくださるひとを、愛すること。

 

マントラがもっと好きに、もっと大切になった1年でした。

 

その源とつながっていれば、そこから広がるものも、

それを育むことも、愛。それを信じる、音の旅。

 

2022年は、どんな内なる音の旅になるんだろう。

ともに歩んでくださる先生に、仲間に感謝をして、

『わたしの音』を愛して歩めますように。

学び続けていけますように。

 

うみだす時間や、うまれる唄に、

愛をこめて。

 

わたしの世界を愛していけますように。 LOVE myself♡ Spread of my LOVE & your LOVE♡

 

* わたしのマントラの先生である なおさんの活動『 Home of Rainbow Spirits 』はこちら